家庭菜園を楽しんでいると、どうしても避けられないのが害虫の問題。
特にカメムシが作物に与える被害は深刻です。カメムシは果実や葉に針を刺して栄養を吸い取るため、作物の成長を妨げてしまいます。
トマト、ナス、人参、ジャガイモ、ピーマン、パプリカ、オクラ、枝豆など、さまざまな野菜がその被害を受けやすいです。
ここでは、一般的な対策に加えて、家庭にあるコーヒーを使ったカメムシ駆除法をご紹介します。
カメムシ捕獲大作戦
広範囲に作物を植えている場合は難しいですが、中小規模の家庭菜園なら有効です。
カメムシを見つけたら、無理に手でつかむと臭い液体を放出するので、箸でゆっくりとつまむか、優しく押してビニール袋や空き瓶に追い込みましょう。
手袋とビニール袋を使う
●用意するもの: ゴム手袋または使い捨て手袋、ビニール袋
●方法: 手袋をしてカメムシを優しくつかみ、ビニール袋に入れます。その後、袋をしっかりと閉じ て外に出してください。触る際は優しく、カメムシにストレスを与えないようにしましょう。
粘着テープを使う
●用意するもの: 粘着力の強いテープ
●方法: テープの粘着面をカメムシに軽く押し当てて捕まえます。この方法は小さな場所や壁にいるカメムシを捕まえるのに適しています。
カメムシを捕まえた後は、速やかに適切な場所（自然の中など）にリリースしましょう。
家の中に侵入したカメムシは、外に逃がすことを優先します。
カメムシの臭いが手につかないよう、直接触れずに捕まえる方法を選びましょう。
これらの方法を使って、カメムシを安全かつ効果的に捕まえることができます。
防虫ネットを活用
ネットを張ってカメムシが作物に近づけないようにするのも効果的です。
飛んできたり地面を歩いて近づくカメムシを防ぐため、隙間のない防虫ネットや寒冷紗を使用しましょう。
小さなカメムシも防げる細かい網目のネットを選ぶのがポイントです。
コーヒーを使った対策
農薬を使いたくない方には、コーヒーを散布する方法があります。家庭にあるコーヒーを使って、カメムシを撃退してみましょう。インスタントでもドリップでも大丈夫です。
家庭菜園を守るために、ぜひこれらの方法を試してみてくださいね！
コーヒーで簡単！カメムシ駆除法
カメムシにお困りの方、実は普段飲んでいるコーヒーで駆除ができるんです！
インスタントでもドリップでもOK。ただし、缶コーヒーはコスパが悪いのでおすすめしません。少し濃いめに作ったコーヒーをスプレーボトルに入れて、葉の表と裏にまんべんなくスプレーしましょう。
毎日散布できればベストですが、2日に1回でも大丈夫。2週間ほどで効果が見えてきますよ。農薬を使いたくない方にぴったりの方法です。
まず、コーヒーの濃さが重要です。普通に飲む時よりも濃いめに作ることで、カメムシに対する効果が高まります。
市販の缶コーヒーはそのままでは濃さが足りないため、家庭で濃く淹れることをおすすめします。スプレーボトルに入れる際には、沈殿物が混ざらないように注意しましょう。
次に、散布のタイミングも大切です。毎日散布するのが理想的ですが、忙しい場合は2日に1回でも効果が期待できます。
散布する際には、葉の裏側にも忘れずにスプレーしてください。カメムシは葉の裏に隠れていることが多いので、念入りに散布することで駆除の効率が上がります。
さらに、この方法は環境に優しいです。農薬を使わずにカメムシを撃退することができるため、家庭菜園を楽しむ方にも安心して使用できます。
コーヒーの香りが強くなりすぎることもないので、植物に悪影響を与える心配もありません。
まとめ
家庭菜園を楽しんでいると、カメムシの被害に悩むこともありますよね。
そんな時は、濃いめに作ったコーヒーをスプレーボトルに入れて、葉の両面に2日に1回散布してみてください。2週間後には効果が期待できます。
農薬を使わずにカメムシを撃退できるこの方法、ぜひ試してみてくださいね！コーヒーの香りでカメムシを撃退し、安心して家庭菜園を楽しみましょう。
