家事の中でも面倒に感じることが多い洗濯。「脱水したはずなのに、服がまだびしょびしょ！」と驚いたことはありませんか？
忙しい毎日の中で、洗濯機がうまく脱水してくれないと、余計にストレスが溜まりますよね。
そこで今回は、脱水がうまくいかない原因とその対処法を詳しくご紹介します！
少しでも家事が楽になるお手伝いができたら嬉しいです♪
洗濯機で脱水しても服がびしょびしょな理由は？
「脱水したはずなのに、服がまだびしょびしょ！」と困ったことはありませんか？
そんな時、何が原因で脱水がうまくいかないのか気になりますよね。では、その原因を詳しく見てみましょう。
洗濯物の量が多すぎる or 少なすぎる
洗濯機の脱水は、洗濯槽の高速回転によって行われますが、洗濯物を詰め込みすぎると、回転に負荷がかかり、十分に脱水できないことがあります。
逆に、洗濯物が少なすぎても、偏りが生じて回転がうまくいかないことも。適切な量を心がけることが大切です。
洗濯物が偏っている
洗濯槽の中で洗濯物が偏ってしまうと、重さのバランスが崩れてしまい、正常に回転できません。
そのため、センサーが異常を感知し、洗濯機が自動的に停止してしまうこともあります。
均等に洗濯物を入れるように気をつけましょう。
洗濯機が傾いていませんか？
洗濯機の置き場所が悪くて傾いていると、洗濯槽の回転がうまくいかず、脱水が止まってしまうことがあります。
最初は普通に動いていても、場所が安定していないと徐々に傾いてくることも。
特に脱水時は洗濯槽が高速回転するので、ガタガタと大きな音がする場合は、洗濯機が傾いていないか確認してみてください。
洗濯槽が汚れていませんか？
洗濯機の脱水は洗濯槽の高速回転で水分を飛ばしますが、洗濯槽が汚れていると排水が詰まってしまうことがあります。
これが原因で水分が排出されず、服がびしょびしょのままになることも。市販の洗濯槽クリーナーを使えば簡単に汚れを落とせるので、定期的にメンテナンスをしてキレイな状態を保ちましょう。
排水溝やホースに詰まりが？
洗濯槽だけでなく、排水口や排水ホースにも汚れが溜まることがあります。
これが原因で脱水した水が排水できず、洗濯槽に残ってしまうことも。洗濯機周りのメンテナンスも忘れずに行いましょう。
Vベルトが劣化していませんか？
洗濯槽を回転させるために使われている「Vベルト」が緩んでいたり、劣化している場合も脱水がうまくいかない原因になります。
この場合はVベルトの交換が必要です。自分での修理は難しいので、業者に依頼しましょう。
洗濯機本体の不具合も考えて
もし、脱水時に大きな音がしたり途中で止まったりする場合、洗濯機本体に不具合や故障があるかもしれません。
保証期間内であれば、購入した店舗やメーカーに問い合わせると、無料で修理してくれることもありますよ。
洗濯機が脱水できないときの解決策
洗濯機がうまく脱水してくれないとき、どう対処すればいいのでしょうか？
ここでは、具体的な解決策を見ていきましょう！
洗濯物は適量に
洗濯物が多すぎたり、逆に少なすぎたりすると、洗濯槽がうまく回転せず脱水ができないことがあります。
適量を守ることで、脱水だけでなく洗いやすすぎもスムーズに行えますよ。
洗濯槽の掃除を定期的に
洗濯槽に汚れが溜まっていると、排水が詰まり脱水がうまくできなくなることがあります。
2〜3ヶ月に一度は市販の洗濯槽クリーナーを使ってお掃除することをおすすめします。洗濯機の状態を清潔に保つことで、長持ちさせることができます。
排水溝や排水ホースの掃除を忘れずに
排水溝やホースに汚れが詰まっていると、脱水ができない原因になります。
歯ブラシなどでしっかり掃除し、ホースが折れていたり潰れていないかも確認しましょう。詰まりを防ぐことでスムーズに水が排出されます。
Vベルトの交換
洗濯槽の回転を支えるVベルトが緩んでいたり劣化している場合、脱水がうまくできなくなります。この作業は専門業者に依頼するのが安心です。
自分で行うのは難しいので、プロに任せましょう。
故障時は修理または買い替えを検討
もし上記の対策を試しても解決しない場合は、洗濯機自体が故障しているかもしれません。
保証期間内であれば購入先やメーカーに問い合わせて修理を依頼できます。
洗濯機の寿命は一般的に6〜8年と言われていますので、長年使用している場合は買い替えも視野に入れてみてください。
どれも簡単に実践できる対策なので、ぜひ試してみてくださいね！
洗濯機の機能を長持ちさせるためのコツとは？
毎日使う洗濯機、できるだけ長く使いたいですよね。そこで、洗濯機の機能を長持ちさせるためのポイントをいくつかご紹介します。
洗濯物の量は適切に
洗濯機がしっかり働くには、洗濯物の量が重要です。多すぎても少なすぎても、洗濯槽がうまく回転しません。お使いの洗濯機に合った量を確認し、いつも適切な量を守りましょう。
洗剤の量も適量を守る
「汚れがよく落ちるように洗剤をたっぷり入れる方が良い」と思っていませんか？実はこれは逆効果。
洗剤は適量で使うことが一番効果的です。洗濯機の表示に従って、正しい量を心がけましょう。
定期的にメンテナンスする
洗濯機は毎日使うものだからこそ、汚れが溜まりやすいです。
特に洗濯槽は定期的に掃除することが大事！2〜3ヶ月に一度、市販のクリーナーでお手入れをして清潔を保ちましょう。
熱湯はNG！
お湯での漂白は効果的と言われますが、熱すぎるお湯を使うと洗濯機が故障してしまう原因に。
お湯を使うときは、50℃以下を目安にしてくださいね。
ポケットの中身を忘れずにチェック
家事が忙しいと、ポケットの中身を確認するのを忘れがちですよね。でも、異物が洗濯機に入ると故障の原因になりかねません。
ポケットに物が入っていないか、洗濯前に必ずチェックしておきましょう！
洗濯物を放置しない
洗濯機の中に洗濯物を放置するのは避けましょう。洗濯前のものを入れっぱなしにしておくと、汚れや菌が付着しやすくなりますし、洗濯後も湿気が溜まってカビや菌が発生しやすくなります。
洗濯が終わったら、すぐに取り出して乾いた状態を保つことが大切です。
これらのポイントを守って、洗濯機を長持ちさせましょう！
脱水ができていない洗濯物、乾燥機にそのまま入れても大丈夫？
「急いでるのに脱水ができてない…！」そんな時、濡れたまま乾燥機に入れてしまった経験はありませんか？でも、脱水が不十分な状態で乾燥機に入れるのは避けた方が良いんです。
乾燥効率が悪くなる
脱水されていない洗濯物は余分な水分を含んでいるため、乾燥機にかける時間が通常よりも長くなりがちです。その結果、余計なエネルギーと時間を消費してしまいます。
便利な乾燥機も、効率が悪くなってしまうので、しっかり脱水をしてから乾燥機に入れるのがおすすめです。
臭いやカビの原因になることも
脱水が不十分だと、しっかり乾燥できずに洗濯物が生乾き状態になり、嫌な臭いが発生することがあります。
また、乾燥機内が湿った状態で放置されると、高温多湿の環境がカビの原因にも。乾燥機を使用する前に、きちんと脱水されているか確認することが大切です。
シワや衣類の縮みの原因に
脱水不足のまま乾燥機にかけると、衣類にシワがつきやすくなるだけでなく、長時間の乾燥で生地が傷んでしまうこともあります。
せっかくのお洋服を長持ちさせるためにも、しっかり脱水してから乾燥機にかけるようにしましょう。
急いでいる時でも、少しの手間で大きな違いが生まれます！
まとめ：簡単にできる対処法から始めてみましょう！
今回は、洗濯機で脱水がうまくできない原因とその対処法についてお話ししました。
洗濯物の量が多すぎたり少なすぎたり、洗濯槽やフィルター、排水ホースの詰まり、またはVベルトの故障など、いろいろな要因が考えられます。
それぞれの原因に合った方法で解決していきましょう。
簡単なメンテナンスであれば、市販のクリーナーを使って自分で掃除できますが、部品の故障などが疑われる場合は専門の業者に依頼するのが安心です。
正しい使い方と定期的なメンテナンスで、洗濯のストレスを減らして快適に過ごしましょう！
