甥っ子と甥、この二つの言葉を聞いて、すぐにどう違うか答えられますか？多くの方が実は迷ってしまうんです。
実は、「甥」と「甥っ子」、意外にも意味は一緒なんです。
「本当？」そう思う方も少なくないかもしれませんね。
私自身も以前は、「甥や甥っ子って、もしかして遠い親戚？」とぼんやり考えていました。
でも、今回の記事で、
- 甥っ子とは何者か
- どのくらいの親戚か
- 「甥」と「甥っ子」の本当の違い
- 甥や姪との結婚は可能か？
など、甥っ子や甥の魅力に迫ります。甥っ子と甥の違いについて知りたい方は、ぜひお読みください。
甥っ子って誰のこと？その意味とは？
さて、甥っ子とは、簡単にいうと、「自分または夫、妻の兄弟姉妹の息子」を指します。
例えば、あなたに兄か姉がいれば、その人たちの子どもが甥っ子に当たりますね。
その子が男の子だった場合、それが「甥っ子」です。女の子であれば、その子は「姪っ子」と呼ばれます。
また、パートナーの兄弟姉妹に子どもがいた場合、その子は「義理の甥っ子」となります。
甥っ子って、どれくらいの距離感？
甥っ子は、家族の中でどれくらい離れているのかと言うと、「3親等」の関係にあります。
「３親等？」
ここでちょっと家族間の距離感について触れてみましょう。
- 直接の親子は「1親等」
- 兄弟姉妹やおじいちゃんおばあちゃん、そして孫たちは「2親等」
- さらに遠い、曾祖父母や曾孫、そしておじやおば、甥や姪は「3親等」
簡単に言うと、親等とは家族の中での距離のこと。数字が小さいほど、家族としては近い関係になります。
例えば、自分の両親は「1親等」、孫は「2親等」ですね。
兄弟姉妹も、心情的にはとても近い存在ですが、法律上では「2親等」とされています。
ちなみに、「甥っ子や姪っ子と結婚できるかな？」と思ったことはありませんか？
法律では、甥っ子や姪っ子は「3親等」にあたり、「3親等以上は結婚不可」とされているため、結婚はできないんですよ。
これで、甥っ子や姪っ子がどれだけ自分にとって近い存在かがお分かりいただけるでしょう。
甥と甥っ子、実は同じ？
実は甥と甥っ子、違いはないんです。どちらも大事な「甥」なんですよ。
でも、こんなシチュエーションを想像してみてください。
小さい頃にかわいがっていた甥っ子が、大人になって久しぶりに再会したとき。
子どもの頃は「甥っ子」と呼んでいたけれど、今は立派な大人。もしかしたら「おじさん」になっているかもしれません。
そんな彼をまだ「甥っ子」と呼べるでしょうか？
「甥っ子」とは元々子どもを指す言葉。大人になった彼をそう呼ぶのは、少し抵抗があるかもしれません。
つまり、呼び名は「関係性」「どれだけ頻繁に会っているか」「親しみの度合い」によって変わってくるのです。
まとめ
「甥っ子」とは、自分の兄弟姉妹や配偶者の兄弟姉妹の息子のことを指し、親等で言うと「3親等」に当たります。
親等とは、親類関係の近さを示す数字です。数字が小さいほど近い親戚を示し、逆に大きくなるほど遠い親戚になります。
また、「甥」と「甥っ子」は同じ意味で、「甥っ子」は親しみを込めた呼び方です。対義語として「姪」があり、これは兄弟姉妹や配偶者の兄弟姉妹の娘を指します。
甥っ子や姪っ子は3親等の親戚であり、法律では3親等以内の親戚とは結婚できないと定められています。
親族やその関係については、知っているようで実はあいまいなことも多いですよね。私もそうでした。
この記事では、甥の意味や親等の数え方についてご紹介しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
